人事 human affairs 2005 12 14
企業の会長人事や社長人事を見ていて、気の毒に思うことがあります。
どんな人間にも、得意・不得意があります。
だから、このような分類も可能でしょう。
成長時は、Aさん。
平時は、Bさん。
有事は、Cさん。
大混乱の時は、Dさん。
たとえば、現在、会社が有事なのに、あるいはピンチなのに、
Bさんが会長や社長になったら、会社にとっても、Bさんにとっても、つらいでしょう。
もちろん、Bさんが、能力的に劣ると言っているわけではありません。
平時においては、Bさんが、最も優れた指導者と言えるでしょう。
今、会社は、平時なのか、有事なのか。
もう、「順送り人事」や「不可解な人事」は、止めた方が良いでしょう。
人事においても、「説明責任」が必要です。